ハムスターの慣れさせ方
ハムスターを購入したらまずは慣れさせませしょう。
その時に大事なのは急には慣れないということです。ハムスターから見れば人間はとても大きくて、恐怖の存在です。警戒するのも当然です。
はじめは身体にさわるのは厳禁です。時間をかけてじっくり慣れさせていきましょう。
初日はエサと水だけ与えよう
ペットショップからつれて帰ってきた日はエサと水だけを与えましょう。静かな場所で、ダンボールなどでケージを覆ってやり、暗くして放っておきましょう。
この時に1面だけは通気できるようにあけておいてあげましょう。2~3日は様子を見てエサと水を変えるとき以外はそっとしておきましょう。
ハムスターは音に敏感な動物です。慣れてきても大きな音は厳禁です。できるだけ静かな環境を作ってあげましょう。
1週間くらいたったら手渡しでエサを
1週間ほどたって環境に慣れてきたら手渡しでエサをあげて飼い主の臭いを覚えさせましょう。
手渡しにも慣れてきたら、そっと身体をなでて飼い主になれさせて行きましょう。あまりなですぎず、毎日少しずつ触れていきましょう。
なでる時は背中を毛並みにそってなでるのがベストです。耳やしっぽは敏感な場所でさわられるといやがる場合が多いので注意しましょう。
ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターは比較的人間に慣れるのが早いですが、ロボロフスキーハムスターは人間に慣れにくいです。
個体差もあるので、さわって嫌がるようなそぶりを見せたら、時間を置いてゆっくりと接していきましょう。
もしハムスターに噛まれてしまった場合はすぐに消毒して、痛みが残るようであれば病院へ行きましょう。
また触った後は厳禁作用のある石鹸で手を洗いましょう。手に付いた細菌でハムスターから人間に病気がうつる場合があります。触ったら手を洗う習慣をつけましょう。
ハムスターは夜行性の動物です。明け方から昼間にかけてはほとんど眠っています。寝ている間はそっとしておき、活動し始めた夕方~夜に接しましょう。