熱帯魚 フィルター ろ材

フィルターとろ材できれいな水作り

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フィルターとろ材できれいな水作り

 

熱帯魚の食べ残しのカスや排泄物によって水槽の水は徐々に汚れていきます。
この状態が長く続くと魚は病気になってしまいます。
水の入れ替えは手間がかかり、頻繁には行いにくいので、
ろ過をしっかりして水を常時にきれいな状態に保ちましょう。

 

各フィルターの長所と短所

フィルターには内部式と外部式の2種類があります。
この2つには長所と短所があるので、
水槽や飼っている魚の種類で使い分けることが大事です。

 

■内部式フィルター

  • 底面フィルター
  • 長所:ろ過能力が高い。安い。
    短所:掃除がしにくい。

     

  • 投入式フィルター
  • 長所:浄化能力が高い。
    短所:大型水槽には処理能力的に不十分。補助的に使用することはできる。

     

  • スポンジフィルター
  • 長所:稚魚を吸い込まないので稚魚の育成に使用可能。
    短所:大きい水槽には処理能力が足りない。

     

  • コーナーフィルター
  • 長所:小型シクリッドの飼育などに使える。
    短所:大きい水槽には処理能力が足りない。

 

■外部フィルター

  • パワーフィルター(密閉式ろ過装置)
  • 長所:ゴミがよく取れ、音も静か。ろ過面積も高い。
    短所:稚魚を吸い込んでしまうのでスポンジフィルターなどを併用しないといけない。価格がやや高い。

     

  • 上部フィルター
  • 長所:洗うのが簡単。
    短所:水槽の上に設置するため、サイズが限られる。

 

 

はじめて熱帯魚を飼う場合は小型の水槽の場合底面フィルターが、
大型の水槽の場合はパワーフィルターがおすすめです。

 

ろ材の種類

ろ材とはろ過器に入っているフィルターのことです。
色々なものがあるので飼う魚などに応じて選びましょう。

 

  • ろ材の基本。おすすめ。

     

  • 活性炭
  • メジャーな化学ろ材。

     

  • ウール
  • ろ材の基本。くさったりせず、洗うのも簡単。物理的なろ過に使用される。

     

  • ゼオライト
  • 化学ろ材。

     

  • セラミックろ材
  • バクテリアが繁殖しやすいようにセラミックで作られたろ材。

     

  • 合成樹脂ろ材
  • バクテリアが繁殖しやすいように作られた比較的新しいろ材。