熱帯魚 ヒーター

快適な環境作りにはヒーターが不可欠

このエントリーをはてなブックマークに追加  

保温装置の選び方。熱帯魚のヒーターはどれが良い?

 

熱帯魚の水槽内の水温は常時24~27度くらいに保っておくことが基本です、
この水温域から外れてしまうと体調を崩し、最悪死んでしまう場合もあるので
絶対この水温は守りましょう!

 

 

何も使わないと季節によって水温は変わってしまうので、
ヒーターを使って水温を調節してあげましょう。

 

ヒーターの種類いろいろ

現在流通しているヒーターは石英管ヒーターとセラミックヒーターが主流です。

 

  • 石英管ヒーター
  • 小型から大型のものまでさまざま。
    一般的なヒーターです。

     

  • セラミックヒーター
  • 石英管ヒーターよりも割れにくく、丈夫なヒーターです。

     

  • オートヒーター
  • 小型水槽向きのヒーター。
    サーモスタットと一緒になっているので便利です。
    ※サーモスタットは自動温度調節器。

     

  • コードヒーター
  • 水草の育成に良く使われます。

     

  • 遠赤外線ヒーター
  • 熱を持ちにくく、長持ちしやすいヒーターです。
    最近人気が出てきています。

 

小型の水槽の場合(60~75cm以内)の場合はオートヒーター、
大型の水槽の場合はセラミックヒーターがおすすめです。

 

ヒーター使用時の注意点

ヒーターを使うときには以下のことに注意する必要があります。

 

  • 素手で触らない
  • やけどする危険があります。
    絶対に手を触れないようにしましょう。

     

  • 空気中で通電しない
  • 故障や破損、火災の危険性があります。
    必ず水中に入れてから通電させましょう。

     

  • 魚をヒーターに触れさせない
  • 魚もヒーターに触れるとやけどします。
    目立たないところに設置しましょう。
    ヒーターカバーも市販されているのでそれを使うのがおすすめです。

 

停電した場合の対処方法

停電した場合の対処法ですが、
短時間の場合はエアコンで部屋の温度を設定したい水温まで上げましょう。
また使い捨てカイロを水槽に貼り付けるという方法も有効です。

 

 

長時間の場合はお湯を入れた容器を水槽に入れましょう。
上がりすぎた場合はアイスノンなどで調節します。
温度を上げる場合は毛布で水槽をくるんでしまうという方法もあります。

 

自動で温度調節してくれるサーモスタット(サーモ)

水温が上がったら電流を切って、
水温が下がってくると電流を入れて水温を調節してくれる機器、
これがサーモスタットです。

 

 

サーモスタットは数種類ありますが、
操作が比較的簡単な電子式サーモスタットがおすすめです。

 

 

■電子式サーモスタット
・長所
温度誤差が少なめ。

 

・短所
価格がやや高い

 

 

ヒーターとサーモスタットが一体になっている一体型のものもあります。
これは見た目がすっきりして、目立ちにくいです。